ラブライブ!アワード2022

ラブライブ!アワード2022】(約9800字)

公開 2023年1月18日

 

 

 

ラブライブ!アワードとは、ラブライブに関することを振り返りつつ、功績を称えて様々な賞を贈る式典です。賞の授与は全て私の独断で決めています。調べた限りでは似たようなことをやっている人が誰もいなかったので、僭越ながら私がラブライブアワードを開催させていただいております。2回目となる今回からは、1部と2部に分けてお送りします。1部で今年を振り返り、2部で表彰を行います。3時間番組(中断N)ぐらいの尺のイメージでやっていきたいと思います。

年末年始は家にいなかったためほとんど作業ができず、まさかの去年よりも公開が遅くなるという事態になってしまいました。前回は9日オーバーで今回は18日オーバーなので、倍の日数遅れてしまいましたが、文字数は倍以上になっているので、むしろお得です(?)。

 

 

 

 


ー第1部ー

 

 2022年も数多くのライブやイベントが行われた。Aqoursは名古屋(2月)・埼玉(3月)・東京(6月)の3都市で6thライブツアーを行い、8月には沼津で"地元愛まつり"と題したLIVE & FANMEETINGが3日間行われた。虹ヶ咲はR3BIRTHの初公演が1月にあり、2月には4thライブ。9月には2週に渡って5thライブが開催された。Liella!は2021年10月から続いていた1stライブツアーを1月に終え、3月からは2ndライブツアーで横浜(3月)・名古屋(4月)・大阪(6月)と3都市を巡った。その後はライブ&ファンミーティングツアーを大阪・東京・名古屋で開催(6月)、12月からは3rdライブツアーが始まっている。また、パリーグコラボ試合・Aqoursぬまづフェス・Liella!のアコースティックライブ・スクールアイドルミュージカルなどの新たな種類のイベントも行われた。

 このように、3グループが並立しているため、特に2022年序盤はライブが密集していた。その結果、ある問題が起こるようになってきた。グループ同士のライブ被りである。特にAqoursの東京ドーム公演にLiella!のファンミを被せてきたのには引いた。μ'sからAqoursへの移行期の反省を踏まえてか、ここ数年の運営はラブライブシリーズ全体としての"ファミリー感"を打ち出すようになってきたが、その割には、ライブを被せたり費用面の問題だったりと全グループを推させたいわけではなさそうである。現在では、このグループだけを、というよりは、シリーズ全体を(多少の熱意の入れ具合の差はあっても)満遍なく追っている人が多数派だと思う。そこを運営は読み違えていないだろうか。

 

 

 そして今年は虹と星の2作品のTVアニメが放送された。虹アニメはR3BIRTH組の救済という最大の難関を見事クリアし、スクスタの尻拭いに成功。ただ、終盤は持ち味の丁寧さが薄れストーリーが雑になってしまったのが気になる点だ(特に11話と13話)。星アニメは意味不明な顔芸、似たような話の繰り返し、キャラの不快な扱い、そんでもって結局何がしたかったのかわからない、とラブライブ史上最低のアニメ作品になってしまった。全部書くととんでもない長さになってしまうのでここではひとつだけに絞る。私が一番言いたいのはストーリーと曲の融合である。

 ラブライブのTVアニメは、ストーリーとそれに応じた楽曲が相互に作用して、より世界観に入り込めるのが最大の長所である。しかし、2期の楽曲は「なんでこの曲調?」「これ話関係なくない?」と思ってしまうものが
多く、(そもそもの話の展開が支離滅裂なのは置いといて)、ストーリーと曲の繋がりを感じられたのは「Welcome to 僕らのセカイ」と「Go!!リスタート」ぐらいだった。

 ただ、本当の問題は、結局何がしたかったのか分からないということかもしれない。2期の本編でも2期OPでも、「勝つこと」がかなり強調されていた。地区予選で敗退した1期を踏まえて、2期は本気で優勝を目指すというストーリーにもなっていた。しかし、終盤に突如として澁谷かのんの留学の話が舞い込んでくるのである。その結果、終盤の話の中心は留学するかどうかに置かれた。まあまだそれはいい。そのせいで何の想いもないあっさり優勝になっちゃったが百歩譲ってそれはいい。で、この留学が最終回の最後の最後で理由もわからず中止になるのである。は??である。これじゃあ留学の話が全部尺の無駄じゃん。そのぶんもっとキャラの掘り下げとか絡みとか増やせたじゃん。ただでさえかのんのことばっかりで他キャラ(特に恋ときな子)の出番が少なかったのに。「ラブライブ!スーパースター!!」のテーマは「私を叶える物語」のはずだが、2期は完全に「私だけを叶える物語」になっていた。

 1つに絞るはずが2つになってしまった。星2期に関しては言いたいことが山ほどあるのでそのうち記事にまとめると思う。

 

 

 続いてはLiella!のあり方について。Liella!に関しては運営がアホすぎる。長くなりそうなので簡潔に書く。まず働かせすぎ。1stライブ2ndライブ3rdライブ全部今年というのはさすがに異常。しかも全部ツアーだし。それ以外にも様々なフェスや音楽番組に出演しており、生き急いでいるのか?時間制限でもあるのか?と言いたくなるほど。

 次に2期生の出し方。Liella!2期生の存在はかなり序盤の段階で決まっていたはずなのに、「Liella!1期生のこの5人で」を必要以上に強調していた。さらに、1期生は2期生加入時ですでにかなりの数のライブをこなしていたため、どうしても経験の差が出てくる。そこにポンと放り込まれて「はい今から9人でやりまーす」は出し方として本当に最適だったのか。正式な加入以前から1期生と2期生の交流があったことは理解しているが、2期生に最初から余計なプレッシャーを背負わせることになってしまったのは反省点だ。

 5人曲を9人でやるのもそう。5人時代に曲を出しすぎたことによりその時代の曲の扱いをどうするかという面倒な問題が一つ増えている。下に一応私なりの解釈を軽く書いた。
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◎ 私のSymphony
ラブライブの楽曲は基本的にはキャラとして歌うものだが、初披露時に客席からスタートしステージに上がる演出がなされたように、この曲はキャストに向けた歌という面もあると思っているので、むしろ積極的に9人版を解禁すべき曲である。リリイベで9人で披露されたが、これには拍手を送りたい。
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〇 だいたいの曲
→基本的にだいたいの曲は〇。「この街でいまキミと」「だから僕らは鳴らすんだ!」「Shooting Voice!!」「トゥ トゥ トゥ!」あたりは今後期待したい。
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△ 1.2.3!・バイバイしちゃえば!?・ユニゾン
→△の3曲だが、これは事情がちょっと異なる。「1.2.3!」と「バイバイしちゃえば!?」は1stライブでは人数を絞っており、まだ5人で披露されたことがない。そのため、9人でやるより5人でやるのが先ではないかと考え△にしている。「ユニゾン」は5人Liella!時代の最後の曲ということもあり、他の曲よりは解禁遅め希望。
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× アニメ1期曲+What a Wonderful Dream!!
→5人実写MV付きの「What a Wonderful Dream!!」とアニメ1期の曲は基本×にしている。恐らくやらないだろう。あっても「常夏☆サンシャイン」と「ノンフィクション!!」ぐらいか。
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? 始まりは君の空・START!! True dreams
→デビュー曲と1期OPはアニメ本編で改めて披露されるのが恒例となっており、もし3期で何かしらの演出があればこの2曲は〇になる。
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だいぶ端折ったのでここも後で詳しく書くかもしれない。

 何より一番分からないのが運営が聖地と揉めたこと。だいたい聖地(作品のもとになった場所や縁のある場所)でトラブルを起こすのは過激なファンか迷惑なアンチと相場が決まっているのだが、ラブライブスーパースターに関しては聖地と揉めたのが運営なのである。しかも2度も。はっきり言って理解不能。逆にどうやったら揉められるのか。

 もちろんキャストの発掘や育成に関しては優秀だし、よく分からないフェスやいろいろなコラボの仕事とってきたりとそこは優秀なんだろうけど、Liella!運営はスカウトと2軍コーチは有能なのに何人かの1軍コーチがド無能といった状態で、今後のLiella!の展開が不安でしょうがない。

 

 

 今年最大のニュースは楠木ともりの降板ではないだろうか。詳しく書くと長くなるので彼女の症例については割愛するが、この降板で分かったことが一つある。それは、虹ヶ咲がこれからもまだまだ続いていくということだ。もし同じことがAqoursや数年後のLiella!で起こったら、恐らくそのコンテンツは畳むか、規模を大幅に縮小する方向へ舵を切ることになるだろう。それでも代役のキャストを立ててまで続けるということは、予定されているプロジェクトがまだいくつかあるということで、実際その数週間後に新作OVAの制作が発表されている。代役で続けるというのはAqoursやLiella!ではかなり難しいと思われるため、これに関しては、虹ヶ咲がソロ主体であることが大不幸中の小幸いだった。

 ともり最後の出演となるAZUNAライブも、ほとんど出ないことが予想されるし、本人が「歌だけでも」「声だけでも」といった中途半端が嫌で降板したわけなので、そのままフェードアウトして今後一切関わらない可能性だってある。扱いが難しい問題だが、不祥事で脱退するわけではないのだから、縁を切るかのようにともりの存在まで消すようなことはないようにしてほしい。

 病気の詳しい症状のことと、それによる降板のニュースを知ったとき、5thライブでは結構ステージに立ってくれていたことや関節の柔らかさの話をしていたことなどの伏線が全て回収された気分になった。

 

 

 ここでどうでもいい話を2つします。

 1つ目。なんか曲短くなってない?3分台の曲がかなり増えたと思う。特に2期関連のLiella!曲。R3BIRTHの新曲も3分台だったはず。最近のトレンドなのかな。

 2つ目。もっとどうでもいい話。実は私と同い年のキャストがいない。92年世代から03年世代のうち、私の世代だけ綺麗に穴が空いている(一応ミュージカルを含めるといるのはいる)。それだけです。

 

 

 来年はにじよんアニメーション、幻日のヨハネのアニメ化が控えており、星3期と虹の新作OVAスクフェス2、蓮ノ空(バーチャルスクールアイドル)も時期は未定だが行われることが決定している。バーチャルに関しては今更VTuberでもやるのだろうか。あんなもの(失礼)の良さが分からない私の不安を覆してくれることを期待して、今年の振り返りを終えたいと思う。

 

 

 

…振り返り長っ!もはやこっちが本編じゃん。

 

 

 

 


ー第2部ー

 

それでは、ここからキャラを変えて第2部の表彰に移ります。

 

ラブライブ!アワードでは、

今年の漢字
・MVP&特別賞
流行語大賞
・ビジュアル大賞
・楽曲賞&楽曲大賞
・演出賞
・大爆賞
・その他特別賞

の以上の賞を表彰しております。

 

権威ある式典なら実際に表彰することが出来ますが、当アワードでは不可能なため、その代わりとして、受賞おめでとうの念を送ることにしております。もちろん実際に念を送ることは無理なので、念を送るという体で進めていきます。また、私もすべての事件や発言を把握しているわけではないということも一応お伝えしておきます。

 

 

 

まずは今年の漢字の発表です。これは今年のラブライブ界を漢字一文字で表すというもので、清水寺で発表する本家の今年の漢字と方針は一緒です。

では発表します。

 

今年の漢字に選ばれたのは…

 

 

 「夢」 です!

 

 

実は今年の序盤、具体的には「What a Wonderful Dream!!」のあたりから「夢」は有力候補で、今年はこの字になりそうだとなんとなく思っていましたが、過去の受賞漢字と比べると決め手に欠ける部分もありました。しかし、そこから「夢が僕らの太陽さ」、Liella!2期生加入、虹ヶ咲アニメ2期後半の展開、ラブライブスーパースター2期の夏美の話、「ユメ+ミライ=無限大」、「追いかける夢の先で」と図ったように夢関連のワードが出てくるではありませんか。しまいにはスクールアイドルミュージカルの「未完成ドリーム」ですよ。これはもうこの字にしなさいと言っているようなものでしょう。

ちなみに、今年出た楽曲で、タイトルに「夢」が入るものは7つ。「それが多いのか少ないのか分からない」、「今まではどうだったのか」、そのような疑問にお答えするために私は調べました。それが以下の通りです。

〈タイトルに夢やDREAMが入る楽曲数〉
※歌詞の中までは追っていません
※0個だった年は最初から省いています


'13年 1 「夢なき夢は夢じゃない」

'14年 1 「ユメノトビラ

'16年 3 「ユメ語るよりユメ歌おう」「夢で夜空を照らしたい」「未熟DREAMER

'18年 1 「夢への一歩」

'20年 4 「キモチもユメも一緒だね!」「Dream Land! Dream World!」「全速ドリーマー」「Dream with You」

'21年 7 「We'll get the next dream!!!」「DREAMY COLOR」「SUKI for you, DREAM for you!」「夢がここからはじまるよ」「Dreaming Energy」「START!! True dreams」「Dream Rainbow」

'22年 7 「ユメ+ミライ=無限大」「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」「夢が僕らの太陽さ」「What a Wonderful Dream!!」「追いかける夢の先で」「Dreamer Coaster」「未完成ドリーム」


結論としては、「去年も多いじゃねーか」です。

 

 

 

 


続いて流行語大賞の発表です。文字の通り、ラブライブ界隈で最も流行した言葉に贈られる賞です。

 

今年の流行語大賞は…

 

 

「CEO」です!

 

 

そうです。最高経営責任者を表すあのCEOです。発端はラブライブ!スーパースター!!のTVアニメ2期1話でした。鬼塚夏美が桜小路きな子に自己紹介代わりに自身の名刺を渡すシーンがあるのですが、その名刺には「株式会社オニナッツのCEO」という肩書きがありました。

突如登場した夏美のCEO設定。きな子が何度か夏美のことをCEOと呼んだこともあって、鬼塚夏美=CEOが定着しました。夏美に関連する流行語では「オニナッツ」もありましたが、ありきたりすぎる、シンプルすぎる、正直すぎるという理由で見送り、こちらを受賞とします。

受賞者に念を送るやつ誰にしましょうか。とりあえず絵森彩さんにしておきますね。

 

 

 

 


次にビジュアル大賞です。この賞は今年最もビジュアル的に印象に残ったもの、つまり見た目のインパクトが強烈な何度でも見たい面白場面に贈られます。

 

ビジュアル大賞に輝いたのは…

 

 

「μ's奇跡のタカラモノズ」です!

 

 

スクフェス感謝祭生放送での出来事。グッズの缶バッジを新田恵海さん・飯田里穂さん・Pileさんの3名がその場で3つずつ、合計9個開封することになり、「綺麗に9人被らなかったらどうする?踊る?」と冗談半分で言っていたら、なんと見事μ's9人が揃い、一つも被らなかったのです。まさかの奇跡にμ's・観客・スタッフの全員が驚き、本当に踊る流れになり、スクフェスに関する曲ということで急遽「タカラモノズ」を踊ったのでした。

面白場面というわけではないのですが、衝撃的だったので選出しました。受賞者の新田恵海さん・飯田里穂さん・Pileさんにはおめでとうの念が送られます。

 

 

 

 


そして大爆賞。これはこの1年間、ラブライブに関連することで最も笑った事柄に贈られます。

 

大爆賞は…

 

 

「生放送ハロウィン仮装」です!

 

 

今年はこれといったものがなくて悩みましたが、1位はこれかなと。実は今年のハロウィン仮装にはLiella!版とAqours版の2つがあります。

Liella!生放送では、二択の質問に5人で多数決をする企画が行われ、少数派は罰ゲームとして仮装グッズを身に着けるという恒例の展開に。さらに今回は少数派となった数のぶんだけグッズを付けるというルールが追加されました。強烈な印象を残したのはペイトン尚未さん。身に着けるグッズはメンバー最多の3となり、仮装が渋滞していました。中でもジェイソンの仮面の破壊力は凄まじく、まさに「ジェイソン尚未」でした。惜しむらくは生放送中に「ジェイソン尚未」のワードが出てこなかったことですね。見た瞬間に私を含めこのワードが出てきた方はそこそこいらっしゃるでしょうが、Liella!キャストの世代的には少々厳しかったのかもしれません(といっても私はLiella!に当てはめると真ん中ぐらいの世代なのですが)。罰の仮装を選ばれている最中の薮島朱音さんのすげえ嫌そうな顔もこの回の見どころです。

Aqours生放送では、また趣向が違うものに。熊と鳥と魚?のマスクという、かなり気味の悪いものでした。単語を繋げていくゲームの結果、本来この回の罰で仮装をする羽目になったのは降幡愛さんだけでしたが、結局全員やりました。それにより、画面上にいるのは不気味な魚と奇妙な鳥と無駄にリアルな熊となり、面白さと気持ち悪さが混在するよく分からない絵面でした。全員がマスクを被り、そのマスクが顔をすっぽり覆うものだったため、視覚と聴覚が遮断されてしまい、その後のトークがグダグダになるという2次災害もありました。

この2つを総合して、「生放送ハロウィン仮装」の受賞とします。代表してペイトン尚未さんに受賞おめでとうの念を送ります。他には、ティッシュ箱を持たされる小泉萌香さん、始球式でマウンドに崩れ落ちる逢田さん、などがありました。ラブライブが直接関わるものではないため選出対象ではありませんが、本当の1位は逢田さんのメロンソーダ事件かもしれません。

 

 

 

 


次はその他特別賞を発表します。今年は遊び心賞を贈りたいと思います。

 

遊び心賞に選ばれたのは…

 

 

「ホタテ回収」です!

 

 

Liella!のとある回の生放送で、Liyuuさんが「コタツ出す?」と言いたかったところを「ホタテ出す?」と言い間違えたのですが、その次の回の生放送でなんとLiyuuさんの机に実際に手作りの(紙製?)ホタテが用意されていました。なぜかペイトン尚未さんの机にもありました。

この見事な伏線回収(?)が個人的に好きだったので、スタッフさんの遊び心溢れるホタテを表彰する運びとなりました。それにしてもLiyuuさんのホタテを瞬時にコタツのことだと気づいたペイトン尚未さんが凄いです。

例年ならこの枠はTwitter賞になることが多いですが、今年は有力候補が生まれ直しか消えたバナナ(奇しくもどちらも逢田さん関連)ぐらいしかなかった気がするので、Twitter賞は今回は見送ることとなりました。

 

 

 

 


続きまして楽曲賞&楽曲大賞と演出賞の発表です。

楽曲賞は優れた楽曲の賞です。単にいい曲だからという理由だけではなく、その曲の立ち位置・真新しさ・果たした役割なども考慮して選出しています。そして最も優れたものに楽曲大賞を贈ります。その年に発表されたわけではない楽曲が受賞することもあります。私は音楽の専門家ではないので、詞の秀逸さやメロディーの美しさに関しては感覚的なことしか語れないので悪しからず。

演出賞は特に演出の素晴らしかった楽曲に贈る賞です。基本的にはライブやイベントで披露された曲が対象になるかと思われます。演出賞においては、個人的には「やっぱり再現してきたか~」ではなく「ほぉ~そんなことしてくるのか~」を大事にしたいと考えております。

 

 

まずは楽曲賞。
選ばれたのは…

 

 

Liella!で「WE WILL!!」です!

 

かなり迷いましたが、TVアニメ2期OPであり、Liella!初の9人曲であることから、Liella!において一つの区切りになる曲。今年の披露回数も恐らくトップであることを踏まえ、選出しました。

その他の候補を挙げるとすれば、Liella!最後の5人曲「ユニゾン」、約束を果たしたAqours東京ドーム公演テーマソング「なんどだって約束!」、独特すぎる内容で注目を集めた「繚乱!ビクトリーロード」、MVで度肝を抜いた「Eutopia」、虹ヶ咲のある意味ラストソングとなった「永遠の一瞬」あたりでしょうか。個人的にはこの枠はLiella!決勝曲に獲ってほしかったという思いがあります。

 

 

そして楽曲大賞に選ばれたのは…

 

 

Aqoursで「SUKI for you, DREAM for you!」です!

 

シンプルに「好き」を伝える曲。カップリング曲からライブのトリを飾る曲へと大出世し、Aqoursぬまづフェスのテーマ曲にも選ばれました。発売は2021年ですが、大きくクローズアップされた今年に受賞となりました。

 

 

 

次は演出賞です。
演出賞は…

 

 

「コットンキャンディえいえいおー!」です!

 

楽曲のMV公開直後からあまりのぶっ飛び具合で大きな話題を呼び、再生回数もラブライブシリーズの公式YouTubeチャンネルの中で1位になりました。そんな楽曲が初めて披露されたのはAqours6th埼玉。降幡愛さんの後ろを小宮有紗さんが黒子のように道具を渡して動き回るという歴代でも類を見ないものになりました。某クソ動画投稿カスSNSで謎の流行り方もしたこの楽曲が受賞となりました。

R3BIRTHファンミでの「全速ドリーマー」・虹ヶ咲4thライブ冒頭の合流・Aqours6th東京ドームでの大型ビジョンを利用した巨大なヨ羽・Liella!リリースイベントの9人での「私のSymphony」も候補に挙がりました。

先ほど不適切な発言がありました。形だけお詫びいたします。

 

 

 

 


最後にMVPと特別賞の発表です。

MVPはその年のラブライブ界の発展に最も貢献した人物に贈られる、ラブライブアワードで最も栄誉ある賞です。

特別賞は短期的・集中的に目覚ましい活躍を見せた人物だったり、影のMVPやMVP投票2位相当のような存在をMVPとは別枠で称える賞です。

 

 

まずは特別賞から発表します。
特別賞は…

 

 

小林愛香さんです!

 

歌唱力やダンスパフォーマンス、コメント力などをすべて含めた総合力がかなり高いことも勿論ですが、選出の最大の理由は、2022年のAqoursのイベント出演回数No.1だからです。プロデュース力・フォロー力も抜群で、いつでもどこでも駆けつけて困ったときに最も頼りになるキャストです。

 

 

 

そしていよいよMVPの発表です。
MVPは…

 

 

降幡愛さんです!

 

オールナイトニッポンGOLDで培った進行能力にさらに磨きがかかり、安定感と安心感を兼ね備えた存在に。ボケもツッコミもイジられ役もこなすオールマイティな活躍を見せてくれました。これからも持ち味の"接しやすさ"で、Aqoursの中だけにとどまらず、グループ同士を繋ぐ役割を期待しています。

受賞者の降幡愛さんと小林愛香さんへは受賞おめでとうの念が送られます。

 

 

 

 


以上でラブライブ!アワード2022を終わります。
今年の表彰は以下の通りとなりました。


今年の漢字    「夢」
MVP       降幡愛
特別賞      小林愛香
流行語大賞    CEO
ビジュアル大賞  μ's奇跡のタカラモノズ
楽曲大賞     SUKI for you, DREAM for you!
楽曲賞      WE WILL!!
演出賞      コットンキャンディえいえいおー!
大爆賞      生放送ハロウィン仮装
遊び心賞     ホタテ回収


それでは皆様、ラブライブ!アワード2023でお会いしましょう!

 

 

 

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